コンドームを付けると勃起しない!?原因と改善方法!

公開日:2023年01月23日|最終更新日:2023年04月21日

  • ED(勃起不全)
コンドームを付けると勃起しない!?気になる理由と改善方法を解説!

コンドームの着用は、避妊や性感染症の対策をする上でとても大切です。
女性側としても、その後の責任が取れないのに付けてくれない男性には不信感を持ってしまいます。
しかし、男性の中にはコンドームを付けることで

「アソコが勃起しない!」
「中折れする!」

といった問題が起きてしまう方もいらっしゃるようです。

僅か数ミリの壁を挟んだだけでどうして勃起しなくなってしまうのでしょうか?
一緒に考えていきましょう!

コンドームの必要性

コンドームの必要性
近年では、性教育の一環として学校の授業でも取り扱われることのある避妊具・コンドーム。
まずはその使い道や有用性について、簡単におさらいしていきたいと思います♪

避妊効果

避妊具と呼ばれるくらいですから、1番の用途は避妊です。
勃起した男性器を女性の膣へ挿入し、そのまま射精すると20~30%ほどの確率で妊娠すると言われています。
コンドームはその確率を低下させる為のアイテムなのです。

また、女性の膣の中で射精しない限り妊娠させる可能性はないと思っている男性は少なくありませんが、実は明確な射精ではなくても妊娠させてしまう可能性はあります。
その原因は、ガマン汁やカウパー液などとも呼ばれる分泌液です!
興奮、勃起という段階を踏み、射精の準備ができた状態になると分泌されるあの物質は、根本的には精液とは別物ですので、単体では女性を妊娠させることはできません。
ただ、たま~に射精の為に尿道へと向かう途中の精液が混ざってしまうケースがあるようで、そのほんの少しの精液に反応して妊娠へつながる可能性は十分に考えられます。

妊娠を希望していない場合には、多少面倒でも挿入時は毎回コンドームを使用した方が安心です。

性感染症対策

皮膚、粘膜、性器、陰毛、分泌液など、自分と他者とのデリケートな部分が直接触れ合う行為をすれば、そこには性感染症の感染リスクが発生します。
通常のセックスだけでなく、オーラルセックス(フェラチオなどの口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)、その他の前戯によって感染するケースも珍しくありません。

一部を除いて、多くの性感染症には感染を未然に防ぐことができるワクチンなどが無いので、現状最も有効な予防手段はコンドームの着用です。
着用することで身体や体液の直接的な接触を妨げられる為、細菌やウイルスの感染リスクを大幅に低下させることができます。
自分と大切なパートナーの健康を守る為にも、コンドームの着用と定期的な検査は欠かさないようにしましょうね!

コンドームをつけると勃起しなくなる理由と改善方法

前戯で気持ちが盛り上がり、互いの身体の準備ができたところで、いざコンドームをつけた途端にアソコが萎えてしまった…。
なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?
その背景には、2つの原因があると考えられます。
解決方法と併せて見ていきましょう♪

刺激が弱まる

先ほど解説したように、コンドームの主な用途は男性器と女性器の間に隔たりを作ることによる避妊や性感染症対策です。
高い効果が見込める一方で、素肌の温度や感触を直接感じられなくなるデメリットがあります。
男性でも女性でも、「生の方が気持ち良いから好き!」と感じる方はいらっしゃるでしょう。
倫理的に必要だと思う気持ちと、感覚的に好き・嫌いと思う気持ちは別なんですよね。
特に男性の場合、性器への刺激で生まれる興奮が薄れることで、勃起しなくなってしまうケースもあるようです。

改善方法

分厚いコンドームを使用すると、避妊具としては非常に有効ですが、それだけアソコへの刺激は弱くなってしまいます。
それが原因で勃起できないのでは…?と感じる方は、今使っているものよりも薄い商品を試してみてください。
パッケージに「超薄型」「0.01mm」などと書かれた商品たちは、どれもコンドームのせいで勃たなくなってしまう男性を救うべく開発された画期的な逸品です。
きっと皆さんの心強い味方になってくれます!
また、選ぶ際は素材にも注目しましょう。
薄さにこだわるならポリウレタン製、伸縮性を求めるならラテックス製など、特徴を理解しながら探してみると、よりご自身に合うものが見つけられるかもしれません♪

それから、自慰行為をする際にコンドームを着用し、その使い心地に慣れておく方法もオススメです。
自分で快感のコントロールができるので、コンドームを付けた状態で勃起を維持するトレーニングになります。

思い込み

着用したことで上手く勃起できなくなった、挿入はできたが中折れしてしまった、着用に手間取った結果アソコも相手の気持ちも萎えてしまった…などなど。
コンドームにまつわる失敗談は世間に溢れているものです。
決してあなた1人だけではありません。
しかし、それらをご自分で経験した際に、ショックのあまりコンドームに対するネガティブな印象が脳裏に焼き付いてしまい、トラウマとして残ってしまう場合があります。
そうして生まれるのが、「コンドームを付けると勃起できない」「また同じ失敗をするだろう」という思い込みです。

このように、精神的な問題で勃起や挿入が上手くいかないケースは心因性EDに分類されます。
コンドームを見たり触ったりした瞬間に過去のトラウマがフラッシュバックし、条件反射のようにアソコが勃たなくなってしまうのです。(詳しくはコチラ

改善方法

着用に手間取って失敗してしまうパターンについては、練習あるのみです!
練習用と本番用で同じ商品を購入し、スムーズに使用できるようになるまで試してみると良いと思います。
興奮で焦ってしまう気持ちも分かりますが、1度しっかり息を吐いて心を落ち着け、パートナーの前でも余裕のある姿勢で臨みましょう。

また、勃起するには心と身体が興奮している必要がありますので、パートナーへ協力を仰ぐのも有効です。
セックスは1人でするものではありませんからね。
準備している間に言葉や動作でアソコを刺激してもらったり、相手にコンドームを渡して付けてもらったり。
力を合わせて2人で良いムードを作っていけるように頑張りましょう♪

なかなかマイナスなイメージを払拭できないようであれば、ED治療薬を使ってみるのもアリです。
薬の服用に抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますが、1度きちんと成功体験を味わうことでトラウマを乗り越えるきっかけになるかもしれません。

まとめ

コンドームをつけるとアソコが勃たなくなる…。
男性だけでなく、パートナーにとっても悲しい問題ですよね。
かと言って、コンドームなしでのセックスを当たり前にしてしまうと、後々大きなトラブルを招くことも。
コンドームが原因だと疑っている場合は、まずパートナーと話し合い、今回ご紹介した方法を試してみてください。
少しでもあなたや、あなたのパートナーの心を軽くするお手伝いになれば嬉しいです♪


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