射精が遅い原因とは？遅漏の原因と改善方法を解説！

公開日：2023年04月20日｜最終更新日：2023年04月21日

性機能

遅漏とは、射精が遅い状態を指します。
この遅漏に悩みを抱える男性は多く、妊娠を望むカップルにとっては大きな問題です。

遅漏になると、射精ができないストレスによって性行為が消極的になることや、女性は彼を満足させることができなかったと自己嫌悪に陥ることもあります。
このような状態ではパートナーとの関係性も悪化し、離婚や別れの原因になってしまいます。。。
今回は、この遅漏について解説をしていきます。
「勃起はするのに、セックスで射精ができない」
「オナニーではすぐに射精できるのに、セックスでは時間がかかる」
など、遅漏に悩む方は記事を参考に改善に向けて取り組んでみてください♫

1 遅漏とはどんな症状なのか
2 遅漏の原因とは？
- 2.1 自慰行為に問題がある
- 2.2 心理的な問題
3 遅漏の改善方法
4 まとめ

遅漏とはどんな症状なのか

遅漏とは射精が遅く、膣内にペニスを挿入してもなかなか射精ができない状態です。
自慰行為では、すぐに射精できるのにパートナーとの性行為中では射精できない方も少なくありません。
このように、性行為中に腟内射精ができない状態は遅漏の中でも重度であり「腟内射精障害」と呼ばれております。
成人男性の6人に1人は遅漏であり、20人に1人は腟内射精障害に悩まされております。
また、不妊に悩む半分の方はこの腟内射精障害の状態です。

また、遅漏は不妊の原因だけでなく男女関係を悪化させることにも繋がってしまいます。
射精がうまく出来ないことにストレスを感じ、性行為に対して消極性が失われセックスレスになることや、女性は「テクニックがなく気持ちよくさせられなかった」「自分のことが好きじゃないから」など考え混んでしまい、結果としてパートナーとの関係が悪化してしまいます。

遅漏の原因とは？

遅漏の原因は大きく2つに分けられます。
問題となる行為を理解し、注意することで症状の改善が期待できます！

自慰行為に問題がある

自慰行為をする際に、過度な刺激をペニスに与えることは遅漏の原因です！
膣圧より強く握って刺激を与えることや、捻るなど特殊な刺激をペニスに与えすぎると、膣に挿入するだけでは射精を起こすほどの刺激を得ることができず、遅漏になってしまうケースになります。

刺激の強いオナホなどアダルトグッズを日常的に使用してしまうことも原因となり注意が必要です。
このケースでは一定の期間は自慰行為を避けるなどペニスへの刺激を減らすことが大切です♫

心理的な問題

アダルトビデオなどによって普段から過激な性的興奮に慣れてしまうことが原因で、パートナーとの性行為では十分に興奮を得られず射精が出来ないケースになります。
特に特殊な性癖を持った方に多く、一定期間アダルトビデオを避けることで改善に繋がります。
また、セックスのマンネリ化やパートナーに問題がある可能性もあります。
いつも以上にアプローチをしてもらうなど興奮を高めることで遅漏の改善に効果的です♫

遅漏の改善方法

遅漏の改善をする為には、まずは原因を把握することが大切になります。
また、原因を知った上で改善方法や対策に取り組んでみましょう♫

自慰行為を見直す

普段から強い刺激をペニスに与えてしまうことは射精が遅くなる原因となります。
自慰行為をする場合、以下の点について注意してみましょう。

握り方：ペニスを強く握り過ぎないようにする。
ピストン：性行為中とかけ離れたピストン運動をペニスに与えないようにする。

また、特殊な自慰行為は避けるようにしましょう。

脚ピンオナニー：脚を伸ばしてペニスに力を加えないようにする。
床オナニー：仰向けの状態で地面へのペニスを圧迫しないようにする。
水流オナニー：シャワーなど特殊な刺激での自慰行為を避ける。
振動オナニー：振動を加えるような特殊なおもちゃを使用しない。

刺激の強いアダルトコンテンツを避ける

射精を起こす為には脳内の性的興奮がとても重要になります！
しかし、普段からアダルトビデオなど刺激の強い性的興奮に慣れてしまうとうまく射精が出来ずに遅漏となってしまいます。
性行為での興奮を取り戻すために、一定期間アダルトビデオを控えるなど注意してみましょう♫

飲酒を避ける

アルコールには、中枢神経を麻痺する作用があり射精障害の原因になってしまいます。
その為、性行為の前の飲酒については極力避けるように意識しましょう。
飲酒が必要な場合には、アルコール分解を早める成分を意識して摂取してみましょう♫

ビタミンB1: アルコール脱水素酵素と共に、アルコールの分解に対して働きます。
豚肉や大豆に多く含まれております。

たんぱく質: 酔いの原因となるアセトアルデヒドを抑える働きがあり、お酒を飲む際には肉類もしっかり食べましょう。

オルニチン: しじみやえのきに多く含まれ、肝臓で活躍するアミノ酸になります。

タウリン: タコやイカ、貝類、甲殻類などに多く含まれるアミノ酸になります。

性行為中の姿勢を変える

姿勢を意識することで射精が起こりやすくなり遅漏の改善につながります。
おすすめの体位は正常位で、腰を反らして胸を張ることを意識してみましょう！
腰を反らすことで射精に関係する脊髄に刺激が伝わり、射精が起こりやすくなります♫
また、しっかりと呼吸を意識することも大切になります。

パートナーに相談をする

自分が遅漏であることをパートナーに伝えることはとても大切です。
男性は射精に対するストレスから解放されることや、射精が出来なかった場合でも女性が自分の責任だと自己嫌悪に陥らないようにするなど、パートナーとの関係性を維持する上でも大切になります！
また、遅漏改善に向けてパートナーに性的興奮を高めるアプローチをしてもらうなど協力をしてもらうことも大切になります。

治療薬を服用する

心因性の遅漏に対しては、ED治療薬の服用が効果的になります。
遅漏では射精まで時間がかかり過ぎ途中で折れてしまうケースが多いです。
しかし、ED治療薬の勃起を維持する作用によって途中で折れることなく射精を行え、自信をつけることが出来ます！
遅漏の改善にはこのように成功体験を積み重ねることが重要であり、ED治療薬の服用はおすすめです♫